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2017

AUG

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2017.08.22

sawazakisawazaki

リモートワークってどうなの?TRIADで採用してみた

リモートワークイメージ

トライアドでは、1年ほど前からリモートワークを採用しています。
PCとインターネットへアクセスできる環境があれば、いつでもどこでも仕事をすることができるので、思い切ってリモートワークを採用しました。

リモートワークを採用してからほぼ1年たったので、これまでを振り返ってみると、トライアドにとって非常にメリットがあると感じています。
トライアドのメンバーにお金で換算できない部分を時間という形で還元できたり、社内のコミュニケーションが円滑になったり、メンバーのライフスタイルに合わせた作業ができたりと様々なメリットがありました。

時間の使い方を考えるようになる

リモートワークにすると、自分で時間の管理をしなければならないので、以前より効率よく時間を使っているかを考えるようになりました。
リモートワークにするとオフィスに行かなくても良いので、オフィスで同僚と一緒に働く機会が少なくなります。
オフィスにいると時間の管理が会社の営業時間が軸になり、会社が決めた営業時間内にオフィスにいれば良いという意識になってしまいます。 そのため、やらなければいけない仕事が終わっているのに、帰れないのでインターネットをして無駄な時間を過ごしてしまうことも多々あると思います。
リモートワークにすると、基本は営業時間がベースになりますが、1日の作業の時間配分を自分で決め、気分がのらなければ気分転換をしたり作業を早く終わらせれば好きなことに時間を使えます。
すると、決められた時間とそれ以外という形ではなく、作業と勉強ややりたいことを上手に組み合わせて時間配分し、効率よく時間を使えるようになります。
もし、案件で戻しの待ち時間があれば、これまではオフィスで何か別の作業を探すかインターネットで時間を潰すかしていたのが、好きなカフェで休憩したり展覧会に行ったりすることができます。仕事において過程も重要ですが、まずは結果が出ないと意味がありません。上手に気分転換をしながら高いモチベーションで作業をしていれば、後から結果は必ずついてきます。
時間配分をコントロールできるようになれば、案件の管理も役立つので気づいたら実務にも役立っていると思います。

コミュニケーションが円滑か意識するようになる

トライアドは制作業務がメインなので、1日中PCと格闘していて帰るまで一言も発しないことがありました。

こんな状態で問題ないのだろうか。  
制作会社だから普通なのかな。

制作会社だからと言って、朝から晩まで会話がないことが良いとは言えません。
ただ、この環境だと話しかけることが難しくなり、同じ場所にいればいつでも質問できると思っていて、明日聞こう、今度聞こうと、先延ばしにしてしまうこともありました。

ところが、リモートワークにすると、会話が活発になりました。
これまでと違うのが「Slack」を利用したチャットコミュニケーションを導入したことです。社内で決めたチャットコミュニケーションのルールで、相手がどういう状況かは気にせず、とりあえず話しかけて返信を待つということにしました。
このルールであれば、オンラインツールだといつでもどこでも連絡がくるので、すぐに返信しなければならない緊張感を緩和できると思います。チャットにテキストとして残っているので、話しかけられた人は手が空いた時に返信することができます。ルールを決めることで、メンバー間でも意思を統一しておけば問題も起きません。
また、週一回は直接会うMTGの時間を設けています。
案件やメンバーの予定によって集まれない時もありますが、直接会ってリモートワークで感じた問題点について話しています。
スタートして間もないので全てが完璧というわけでもなく、オンラインだけのコミュニケーションの問題点もあるので、すぐに解決できるように直接会う機会もトライアドにはまだ必要でした。
ただ、今後はビデオチャットも積極的に導入して、テキストや音声だけでなく実際に顔を会わせている感じでコミュニケーションをとれるか試していきたいと考えています。

ライフスタイルに合わせて勤務ができる

リモートワークであれば、オフィスに行かないという選択肢もあるので、自分のライフスタイルにあった働き方ができます。
独身で自分の時間を全て好きに使えるようなスタイルから、家庭をもったりすると全ての時間を自分のために使えなくなるスタイルになります。
また、一般的に夜型・朝型と言われるように、仕事の効率があがる時間帯も変わってきます。
実際に私の場合は、朝早く起きて短い時間でも集中して仕事をし、家族と朝食を食べて子供を保育園に送っていき、夕方17:00までにある程度の仕事を終わらせ家族と一緒に夕飯を食べることも可能になります。
子供を寝かしつけた後、だいたい21:00以降は残務があればこなして、なければ自分の趣味の時間や勉強、ジムに行って汗を流したりしています。
毎日がこのタイムスケジュールではなく、多忙な時はもちろん変わってきます。
ただ、自分のタイムスケジュールを作ってから、プロジェクトや業務に照らし合わせてこなしていくかを考えられると、仕事だけに追われてしまう生活にはならないかと思います。
ライフスタイルは人によってそれぞれ異なるので、会社として細かなところで足並みを揃えることが難しいです。そのため、リモートワークにしてそれぞれのライフスタイルに合わせた勤務スタイルにすることが、トライアドでの勤務スタイルと考えています。

リモートワークの課題もある

課題としては、これから新しいメンバーが増えた時に、今と変わらず同じ体制を維持できるようにしなければなりません。
現状では、トライアドは小さい会社なので気心の知れたメンバーだけなので、コミュニケーションという面では問題ありません。
リモートワークだからというわけではなく、毎日顔を会わせても、人数が増えればその分だけコミュニケーションが難しくなります。
また、実際にどのくらいプロジェクトが進行しているかも、常に把握しておかないと実はできていなかったという事態になった時に、クライアントに迷惑をかけてしまいます。
これまでのプロジェクト管理に加えて、リモートワークでの管理のベストを見つけていく必要があります。

解決策として、オンラインツールを上手に利用してコミュニケーションを円滑にし、大事な局面では電話や実際に会う機会を設けたりと柔軟な形でリモートワークを続けられたらと考えています。
今後もリモートワークの取り組みについて、BLOGにまとめていこうと思います。

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